大国の はざまにコウモリ外交か
米中間が険悪な雰囲気、そんななか日本はムズカシイ立場に。
今やGDPは1位アメリカ、2位中国、3位日本という構図で、お互い重要な輸出入国になっています。
アメリカは超大国として世界に君臨してきましたが、中国の台頭にその影響力が脅かされるという危機感から、中国叩きが顕著に。
米中の貿易摩擦は火花を散らしていますが、その摩擦熱で発火寸前、当然世界的に影響が出ています。
トランプ大統領の出現で、自国第一主義を声高にツイートして物議をかもし続けています。
片や中国は世界の超大国を目指し、共産党による人権無視の監視国家を創り上げようとしています。
この二国と緊密な関係を維持しながらうまくやって行くため、日本はどーする?
そんな状況下、イソップ物語の卑怯なコウモリの話を思い出します。
空を飛べる動物のコウモリ、ある時鳥類と動物の間に諍いが起こった時、鳥が有利な時は鳥に味方をし、動物が優勢になると今度は動物側につく、という「卑怯な」行為を働き、平和が訪れてからはそれを恥じて洞窟に隠れ住むようになったんだと。
しかし、この卑怯な行為は外交場面では当たり前のように駆使されます。
またコウモリはレーダーのように超音波を発し、障害物を巧みに避ける能力がある事で知られています。
さてさて、日本は米中相手にしたたかにコウモリ外交ができるのでしょうか・・・。