337太鼓体操の内容と譜面が完成しました。
337拍子を基に体操→太鼓→曲、という一連の流れで行う前提で作りました。
337拍子は応援に使われる拍子で、大正10年(1921)、明治大学初代応援団長の相馬基(そうまもとい)氏により創作されたとされています。
この337拍子で太鼓の準備体操を行いつつ、同時に太鼓の極意も習得でき、結果、曲(応援太鼓337)も打てるという欲張りな構成となっております。
また、高齢者施設での利用も想定、車椅子ででもできる内容にしてあります。
施設訪問での演奏は参加型のもので、との考えから太鼓演奏を見たり聞いたりするだけではなく、一緒に体を動かしたり、頭を使ったり、という事に留意しているつもりであります。
体操はその場限りで完結するものですが、体操のやり方・順番等を習得する必要もあります。
習得するには時間と労力がいりますが、できるようになるという目標とできた時の達成感を味わえるのも大事な事かと思います。
体操の動作、内容を理解しやすいように「口唱歌」を唱えながら体操。
体操の頭に準備体操の準備として血流を促すためにまずグーパーを。手の向きは手のひらが向かい合うように、グーの時に気持ち手を下げ、パーで上げるように動かします。
この動作はバチを持って太鼓を打つ時に、乳搾りのようにバチを絞る動きにつながります。
ひとつ一つの動きに意味を持たせてその都度確認ができるように工夫しました。