今回の新コロナ禍、まだまだ収束の見通しが立っていません。
ゴールデンウィークを迎え、国や自治体から不要不急の外出自粛の要請がなされています。
人やモノが動くとカネが動くというのが経済活動の基本ですが、人の移動に制限がかけられ、影響がもろに出ているのが外食産業でしょう。
稼ぎどころに客が来ない、売り上げがなくても従業員の給料は払う、休業しても家賃は発生。食材の仕入れはストップ、提供する生産者側は納品できずにモノが余りまくる。流通が鈍化するとものを運ぶ業者も困る。
給食がなくなり、牛乳をはじめ食材がだぶついている。
人が動かないと交通機関を使わず、航空便、鉄道、バス、タクシー、などは運行の間引きや中止を余儀なくされています。
自家用車での移動も減り、ガソリン消費量も目に見えて減少しています。
3密の規制でオンライン会議がそこここで導入され、不要不急の会議がいかに多いかを実感するハメになったり、わざわざ毎朝満員電車に揺られて出社をせずともリモートで仕事ができる事に目覚めたり、生産者同士が物々交換を始めたり、飲食店の先物取引的な動きが発案されたり、店内飲食の代わりにデリバリーが増えたり、様々な知恵が生まれています。
皮肉な事に経済活動が低迷しているおかげで地球の大気がきれいになったそうな。