昔ながらの町のパン屋さんが絶滅危惧種になっています。
近所でも、年配のおばちゃんが頑張ってパンを焼いていましたが、ある日その店のあった場所はコインパーキングに変身していました。
以前、取材で訪れた代々木のパン屋さんももう店を閉めるんだと話をしていました。
昔ながらの菓子パン、あんぱんやクリームパン、メロンパンやサンドイッチ、コロッケパンや焼きそばパンなどの総菜パン、そして食パンなど典型的な町のパン屋さんメニューは前時代的になってきたのでしょうか。
町のパン屋さんが姿を消す一方、こじゃれたベーカリーやブーランジェリーの台頭が著しい。
お菓子のようなデニッシュペストリーやフランスさながらのバゲット、うんちくが具になったようなサンドイッチなどなどがお店に華やかに並びます。
それなりにいい値段で、硬貨ではなくお札を持って行かないと買い切れない?
街からは昔ながらのロープライスの店は駆逐され、おしゃれで宝石店のような高級な店ばかりになって行くのは宿命でしょうか。
これは同じ粉ものを扱うお蕎麦屋さんもしかり。
近所の昔ながらの大衆的な蕎麦屋は店をたたみ、敷居も値段も高いカッコイイ蕎麦屋さんが開店。
ま、一言でいえば時代の流れに乗れないものは姿を消して行くという事になるんでしょうかねえ。