新コロナ騒ぎで高校野球も中止の中、太鼓の授業でおじゃましている都立T高校の卒業式にも出席ならず、ひっそりと行われた模様。
さて、4月からの新三年生対象の授業が行われる事を予想して授業で使う和太鼓の教材をまとめ中です。
授業の初日、一時限目は教室で和太鼓の座学、二時限目に太鼓に触れる事をやろうと思ってます。
一度パワーポイントで作った資料はノートパソコンの昇天とともにあの世へ旅立ってしまいましたが、気を取り直して再度制作に励むことにしました。
そんな中、近代和太鼓の歴史を調べていると、日本初の興行としてのプロ和太鼓奏者、高山正行氏に行き当たりました。
氏は福井県出身、越前龍天太鼓宗家で、北陸に伝わる「のら打ち」の名人でもあるそうな。
1968年、王将太鼓としてプロデビュー、しかし興業主と折り合いがつかず、わずか9か月で活動を停止し、その後アマチュアに徹したそうです。
こののら打ち、実に楽しい太鼓です。
八丈太鼓と同じで、二人一組で地打ちにのって表を自由に打つ太鼓。
八丈太鼓は横打ちですが、のら打ちは伏せ打ちスタイル、台もなく筵の上にべた置き。
下拍子は八丈太鼓と同じトントコ、トコトコです。
のら打ち、youtubeにて検索したものがあります。
楽しい~~~!