HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

和太鼓授業

来年度も都立高校の日本の伝統文化和太鼓の授業依頼案内が届きました。

特別市民講師として授業を担当して2年、今回は特別非常勤講師として授業に当たります。

新型コロナの影響で卒業式は卒業生のみで行われたと聞きます。

4月からの新学期が再開できるかどうかもわからない状況ですが、授業で使う資料作りを進めています。

チーム練習やイベントが軒並み中止され、時間がぽっかり空きましたがおかげで充実しています(笑)。

 

まずは譜面の整理、生徒たちに譜面を配ってもあまり関心を示してはくれませんが、譜面にする事で曲のディーテイルを自分自身で再確認する事ができるのでとても有意義な時間となります。

 

授業の最初に使う座学、和太鼓についての教材は作ってあったのですが、パソコンの昇天とともにデータもあの世に逝ってしまいました。

その他パワーポイントで作った三宅や八丈のワークショップ用の教材その他も・・・。

とてもショックでしたが一度作ったのだから再度時間をかければまた作れる、と気を取り直す事にしました。

 

そんなこんなで、まずは和太鼓の教材作りにとりかかっています。

太鼓の歴史、太鼓の種類や演奏スタイル、伝統太鼓と創作太鼓、授業の心得、授業の進め方、等々。

教室にはプロジェクターの設備があり、ノートPCとHDMIケーブルを持ち込めば動画再生も可能なので、太鼓の動画を観てもらえるので理解は進むものと思います。

この教材は一度作っておけば他のワークショップのシーンでも活用できそうです。

ただし、写真等は今のところネットから拝借しているのでこれをフリー素材やイラストに置き換えて著作権から解放される必要があります。

 

後はスタジオを借りて「歓喜」横打ちバージョンの動画教材を完成させること。

一度作っては見たのですが満足の行く仕上がりになっていません。

まずは下拍子、そしてそれにかぶせて本曲、これが完成すれば教材となります。

譜面は曲の動かぬ証拠、これに対し動画は動く証拠、双方とても大事ですが昔はそんなものなく、すべて口伝で受け継がれていたようです。

 

そんな事も授業で伝えられればと思います。