日本の風呂の入り方は肩まで湯船にどっぷり浸かる、です。
西洋への憧れからか、ホテルの部屋の風呂には浅いバスタブが設置されていたりしますが、この手のバスタブは半身浴タイプなので、肩まで浸かろうとすると膝が出てしまい、脚を湯船に入れると胸から上が出てしまい、欲求不満に陥ります。
西洋式バスタブでは洗い場がなく、浴槽内で体を洗い、顔の横には便器があったり、体を洗った後はいったん湯を抜いてはりなおすか、シャワーで石鹸を洗い流すかするしかないのでなんだか落ち着きません。
海外への旅ではバスタブなしのシャワーのみという宿も当たり前で、それが続くと肩まで湯船にどっぷり浸かってみたいという欲求が湧き出たりします。
日本のビジネスホテルでは大浴場、それも温泉だったりのところも見かけるようになりました。それでも部屋に狭いユニットバスが設置されていますが、こういう場合はシャワーのみでもよいかとも思います。
外国人観光客の中には共同浴場の習慣がない人も多いようですが、昨今の日本の温泉ブームで少しづつ変わっていくにかも知れません。相変わらずタトゥー禁止というのは文化的にもめる点ではありますが。
日本食ブームのおかげで蕎麦をすする外国人の姿も見かけるようになりましたし。
入浴はどっぷり肩までが一番オイシイ。