背伸びして 自分の首を 締めにけり
会社勤めをしている頃、営業の若手が憧れのガイシャをローンで購入しました。
地味な草色のBM●で、結構オジン臭いイメージ。
当初は嬉々として乗っていたようですが、そのうち車を見かけなくなりました。
様子を聞いてみると、買うには買ったけれど、維持費(車庫台、税金、整備費等)がかさんだ挙句に手放したとのこと、特にパーツ台が高く、在庫も少なく入手に時間もかかるとぼやいていました。
贅沢品は贅沢ができる資力を持つ人が買うべきで、無理して背伸びをしちゃうと足がプルプルして耐えられなくなっちゃったりします。
背伸びする時は足腰を鍛えてからという事も重要かと。
また、上司が白のBM●を手に入れ、それに乗せてもらった事がありますが、意外とエンジン音がうるさく乗り心地もイマイチ、単にガイシャというだけの代物でした。
同じ価格の国産車の方がよっぽど優れた乗り物だと思ったものでした。
同僚が、ミニ●●●を購入、これもガイシャに憧れての事のようでしたが、シートを動かすのに日本車とは違ってレバー一つという訳にいかず、いちいちネジをゆるめるという使い勝手の悪さにすぐ手放してしまいました。
それに比べると日本車は痒いところに手が届く優れた車で、故障も少なく世界で売れまくるというのも納得です。
車、バイク、カメラ、時計から筆記用具まで日本の工業製品は世界をリードする存在です。舶来ものへの憧れはまだあるようですが、日本製品は世界の憧れになったと思います。たいしたもんだと思います。
背伸びして 世界の頂点 視野の中