HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

角が立つ、角に立てる

曲がり角 石で固める 執着心

 

角地の場合、車が曲がりやすいよう、また見通しをよくするために「隅切り」をしなはれという法令が設けられています。

自分の土地であるにかかわらずその土地の角を道路として無条件に差し出す事になります。

土地のお値段は高いですからそれを提供する事に心理的に口惜しさが働くことは容易に想像できます。

銀座などでは1平法メートルで5550万円!ですが、そこまで行かなくても都内で100万円なんてえのは普通でしょう。

 

そんな事から角に石を埋め込んだり、植栽にしたり、「ここはワシの土地やでえ」と主張している家が時折あったりします。

気持ちはわからなくはないですが、車は曲がりきらないし、手入れされていない植栽は街の美観を著しく貶めていたり。

 

大げさに言うとトランプ大統領の、自分さえよければ他の迷惑は顧みない、どーでもいい、というものに通じるかも知れません。

 

物事、おしなべて角が立つのはよろしくないようで。