太鼓いろはにほへと、今回は「と」。
【とまどってもとどまるな】
演奏会本番では予期せぬ事が起きるもの。
以前、太鼓演奏で訪問した施設の天井の蛍光灯を叩き割ってしまいましたが演奏はそのまま続けました。
これは極端な例ですが、本番では途中何があってもそのまま突っ走るべし。
あ、間違った!!と思ってもお客さんは間違いには気付かないと思った方が正解。
そこまで曲を熟知している人は関係者以外いません。
ここで舌を出したり、苦笑いをしたり、手が止まってしまうと間違いが暴露されます。
とにかく勢いでその場を乗り切ってしまうのが得策です。
その時のポイントは誰か一人でもそのまま自信を持って打ち続けること。
野球のお見合いのように皆で顔を見合わせてはいけません。
何が何でもワタシが球とるぞ~~っと突っ込むべし。
ほんの一瞬でも流れを止めるとその演奏は取り返しのつかないものに。
しかし、何事も練習、日頃からこういう失敗の練習も必要のようです。