HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

サスティナビリティ

大量に 作り使うは 罪作り

 

人類の大量生産・大量消費の生活習慣にはそろそろおさらばする時かも知れません。

高度経済成長時に消費は美徳だ、と言われた時代もありましたが、

奇しくも今回人類を襲っている新型コロナ禍により、その動きに制限がかかりそうです。

大量消費礼賛時代はモノ的に豊かさをもたらしましたが、その過度な経済活動のひずみは地球環境に深刻な影響を及ぼし始めていると言ってもよいでしょう。

 

豊かさが生まれる一方で貧しさも産み、GAFAに代表される富の偏重も異様な状況を呈しています。

 

大量生産・大量消費は使い捨て文化の上に成り立っている要素が強く、今や宇宙空間から深海に至るまで人類の創り出したゴミで埋め尽くされています。

 

この状況を打破しようという動きがサスティナビリティ=持続可能性という思想です。

環境、経済、社会などが持続可能であること。

持続可能=未来へつなげる、という事で、大量生産、大量消費の今さえよければよい、という思想に相反するもの。

必要なものを必要なだけ生産して消費する、とか、化学肥料や農薬にに頼らず自然農法に人的エネルギーをかける、とか脱CO2排出エネルギーに転換するとか、リサイクルを推進するとか・・・。

 

サスティナビリティ、大袈裟に言ってしまえば地球の生き残りを賭ける活動、という事?!

大量生産、大量消費してる場合じゃありませんぜ、という新型コロナウィルスから人間様に送られたメッセージかも知れません。

 

 

 

 

迷走の原因を瞑想する

組織がまとまらないという現実に直面しています。

冷静に考えてみるに大きくは次の2点があるのかと。

 

①組織の存在意義が共有されていない

②目標が明確に示されていない

 

人の意見は千差万別、まとまらないのが当たり前、ですが

まとめるためには「長」という名の付く人がリーダーシップを発揮すべきと思います。

①この組織の生い立ちはこうで、こういう事をやるために組織されている

②どこに向かって進むのか、何をすべきか、いつまでにやるのか

をリーダーは指し示す事が肝要と。

 

組織が迷走している中、方向性を提示するのがリーダーの役目と思います。

それができなければリーダー失格。

 

今一度、この組織の存在意義って何だろう?を問い、

こういう事なんだろうね、という「こういう事」を全員で共通認識を持つ。

「こういう事」に納得できればそれだけで組織はまとまり始めると思います。

 

後、組織に不平不満はつきもの、言い出したらキリがありませんが、

それを霧の中にぼやかさないで具体的に吐き出してみる。

あるいは、組織に身を置いたことでどんないい事があったかを逐一書き出してみる。

 

もっと遡って、組織に身を置こうと思った初心を思い出してみる。

自分はこれこれこういう事を期待してこの組織に入ったのだ、というこれこれこういう事が何だったのか?を明らかにしてみる。

そして、そのこれこれこういう事の中で実現できているものはあるのかないのか。

 

不平不満の原因を他人のせいにしたがるのが世の常ですが、冷静に自問自答してみる事も必要に思います。

 

半旗・反旗・本気?

血税を あの世にまでや 元総理 

 

中曽根元総理の合同葬儀、偉大な先輩としての功績を称えるために

1億円近い税金を投入、現首相は前例を打破すると言いながら見事に前例を踏襲されておりますな。

この税金投入に関しては河野氏が言及しています。

判を押したような政府の対応に半旗ならぬ反旗?

おかしいと思う事はおかしいんでないかい、と表明する事はよろしいかと存じます。

過去には口が滑って首が飛んだ何人もの大臣様もいますけどね。

 

また行事当日、国が半旗を掲げる事を要請、

強制ではないとしながらも国の関係機関にとっては親方日の丸、

従わなければどんなしっぺ返しを食らうかわかったもんじゃあないので

形ばかりは従っておこう、というところが多かったのではと思われます。

これって体のいい踏み絵でないかい?

国の無言の圧力を感じて、秋の到来とともに首筋がゾクッとしたりします。

 

 

しかし、小学校という教育現場で訳の分からない小学生相手に半旗を見せてどうしようというのか、何だか戦前の国策の押し売りみたいでイヤ~な気分になります。

 

付いてっちゃ ダメだよ 知らないおじさんに

 

小学生に問う

中曽根さんて知ってる?

知らな~い。

 

下拍子トントコ

下拍子とはテンポを刻むベースになる通奏です。

八丈太鼓や野良打ちの代表的下拍子はトントコ。

このトントコ、太鼓を初めて打つ人には意外にハードルが高いものです。

トンとトコの組み合わせなんですが右右左の順とト〇トコと空拍があるので

長く打ったり速くなると手がもつれたり拍をきちんと刻む事ができなくなったりします。

これは打ち馴れる事しかないんですが、その練習方法を考えてみました。

まずはテンポキープの感覚を身に付ける。

♩=120くらいでトコトコトコトコ・・・。

テンポに馴れたら

トコトコトコトコドンゴンドンゴン・・・(ドンは右強、ゴンは左強)

次に

トコトコドンゴントコトコドンゴン・・・

次に

トコドントコドン・・・

このトコドンをずっと繰り返しているとど~こかで~(木枯し紋次郎?)

ドントコドントコ・・・にひっくり返ります。

ひっくり返らない場合はトコをツクに代えてドンから

トコドントコドンツクドンツクドンツクドンツク・・・

 

音のニュアンスは

ドンツクはとても感情的な音出しで、ドンを強く、ツクはオマケ程度の音、

ドントコはドンは強く、トコは小さい音を意識して打つ

トントコは小さめでどの音も均質、

という感じです。

 

下拍子は上拍子をのせる役回しのため、ドントコやドンツクと打つ場合が多いですが上拍子の邪魔をしないトントコのどの音も均質に出せる事も必要です。

 

下拍子を打てるようになる事大事です。打てないと一大事・・・?!

 

 

高校和太鼓授業・演奏する事へのステップアップ

高校の和太鼓授業、パート1、パート2まで進んで来ました。

怪しげなところはあるにせよ一応全曲通しでできるところまで来ました。

 

パート2はパート1を縁打ちでやるので覚えるのはそう負担ではないのかと。

 

ソロ回しもテンポをキープしながら回して行けるようになりました。

 

さて、これからどうするか。

曲を一通り覚えて打てるようになったら、次は演奏する事にレベルを上げます。

一通り打てたら演奏しているのでは?と思いますが、どっこい、演奏は演じて奏でること、

それがないとただ打っているだけになってしまいます。

 

何人かにアドバイスしましたが、一人は休み時間に大きな音で打っているのに本番になると

消え入るような音になってしまう。

また、自信が持てていないためと思われますが、遠慮がちに打っている子も。

後は打つ姿勢。高校生らしく(?)太鼓にもたれかかるような格好で打っている。

両足でしっかり立ち、膝を緩めて低く構えること、きれいな姿勢で立つ事大事です。

 

いよいよ打ち始める前には静粛になる瞬間を作る事。

おろしの第一打を打つ時には皆が鎮まった雰囲気を確認してから。

二番太鼓は一番太鼓に掛け声で返すこと。

動きを見せる事を意識する。

左右の重心移動、上下の重心移動をしっかり見せる。

 

まだ完璧に曲をものにしていないので途中で止まったりしていますが、

めげずに反復練習。

一人ずつ確認し、声掛けをしていいところを誉め、士気を高めます。

目で覚えられるようになるべく見本を見せます。

 

打てるようになったらやはり発表会をセッティングさせてあげたいなあ。

指導についてあれこれ

和太鼓指導についてその方法をいろいろ探っています。

 

自分なりにこういうのがええんじゃないか、といろいろ試行錯誤をしていますが、

youtubeには太鼓以外の様々な指導動画もアップされていてとても勉強になります。

 

指導内容そのものも勉強になりますが、その動画の構成がとても参考になるものもあります。

 

最近、指導の基本を押さえている篠笛の動画に出会いました。

 

この動画が優れている点

 

①習得者の立ち位置で

動画を撮る際、先生に相対するものが多いのですが、これだと左右がわかりにくいです。

以前観た、帯や紐を結ぶ動画で、結ぶ本人の目の位置から撮影されているものがとってもわかりやすい事に気付かされました。文字通り教えられる立場に立っているので、自分がどうすればよいかがまさに手に取るようによくわかります。

笛や太鼓は右手左手の順番がとても大事、習得者の目線での動画がとてもわかりやすいです。

 

②小分けで最後は全通し

小節毎に分解して繰り返し練習、一通り終わったら全体を通しで演奏してみる。

 

③はじめゆっくり中ぱっぱ

手順がわかるようにとにかくゆっくりやってみせる。

同じ内容で徐々に速くしていく。

 

③手本を見せて試させる

まずは一回手本を見せ、それをオウム返しでやってもらう。

 

④その他

本動画の先生はカメラ目線もレンズからほんの少しずらしています。

レンズを見てしまうと観ている側に視線がささるので避けた方がよいとされています。

また本人の責任ではありませんが美人です。

またバックを白くして余計なものが入り込まないようにしており

重要な笛と指使いに集中できるシンプルな情報となっています。

 

この動画に欲を言わせてもらうと、テロップの譜面があるとより理解が進むかも。

譜面と音、指使いの関連性が高まり、譜面を見た時に音と指使いが想起できるようになるのではと。

ま、和楽器は口伝が本筋なので、ひたすらお師匠さんの音を伝授してもらうという観点でいえば

これでもよいのかも知れません。

 

⑤わからないところをわからせる(ワタクシ流の方法です)

複数人数でやっているとあやふやなところがあってもわかったような気になってしまいます。

いつまでたってもそのままになる可能性があるので

わからないところがわかるように一人ずつやってもらうようにしています。

わからないところがあるのは当たり前、できないのが恥ずかしくないという事を皆に了解してもらっておきます。

応援太鼓337


応援太鼓337

 

以前試曲としてアップした応援太鼓337を編集したのでアップします。

337太鼓体操とペアとなっている合同演奏を想定したものとなっています。

 

3人~(締め太鼓・太鼓A・B)の構成で、あらゆる応援シーンで演奏可能です。

演奏中、ただ見ているだけでなく観客の皆さんにも手拍子で参加してもらえます。

 

掛け合いとソロパートがあり、初心者は337拍子で参加可能、

太鼓経験者であれば小一時間で打てるようになります。